EPITAPH(エピタフ) 32年前のライブ映像

1986年3月。僕は焦っていた。

バンド「EPITAPH」は順調に活動を重ね、インディーズながらライブの動員も徐々に増え、盛り上がりも毎回最高潮。しかし、Vo.ToshiとG.Nobuの2人は就活の時期に差し掛かり、就職が決まれば大学卒業とともにバンドは解散−−−なんとなくそういう既定路線の中にいた。なんとかそういう路線から外れて、バンドを続けられる環境ができないか焦っていたのだ。そこで和田誠氏がDJだったFM横浜の深夜のHM/HR番組に推しの1曲「Love Somebody Soon」を送ってみた。手紙にはそういうバンドの状況についても書いた。幸運にもその思いが届いたのか、番組でこの曲をOnAirしてもらった。OA当日、和田さんご本人かスタッフの方から家に電話があったそうだが、僕は不在で出ることができなかった。OAのお知らせだったが、この電話に出れなくて本当に残念だった(もちろん携帯電話が出現する前の話なので、こういうことが起きる)。

このビデオはその就活に入る直前のライブ。MCでも話しているように、次のライブが未定だったのはそのためだった。結局あの伝説のライブハウス、渋谷屋根裏(地下にあった時代の前、本当にビルの上階にあった時代の屋根裏)に出演したのは、これが最後となった。トリをやらせてもらったのも、最初で最後だった。

その後、既定路線通りに2人は就職を決め、翌1987年3月のライブをもってバンドは解散。社会人となってからも、途中2人は新たにリズム隊を迎えて「THE EPITAPH」として活動した時期もあった。そして時は流れに流れて2015年11月、かつて所属していた音楽サークルのOBOGライブパーティーへの参加のために集まったオリジナルメンバー。あれから28年が経っていた。2016年2月の下北沢Voice Factoryのライブは、公式なフルサイズのライブとしては29年ぶり。1回だけの復活のはずが、大勢のお客さんの後押しがあった。そして、今に至っている。

当時に比べればライブの数も少ないし、有り余るパワーを暴発させていた時代は過ぎた。でも考えてみれば、当時は大学生コミュニティーを中心にお客さんが集まっていたが、今は当時のことを知っている人、社会人になって会社の付き合いから知り合った人、サークルのOBOGつながり、メンバー個々のつながり、さらにはメンバーの息子世代、ネット経由で知ってもらった人まで、ファンの皆さんの幅は格段に広がっている。あの時、もしもメジャーデビューなんかできていたとして、今のように心地よくバンド活動ができていたかどうか、と思う。ただ一つ言えること、それはこのバンドはいつもファンの方にとても恵まれている、それだけです。それはここからもうかがえる。

どうもありがとう。

では、32年前に撮影された超貴重映像をどうぞ。これが昔のEPITAPHです。僕はベースを弾いています。

 

EPITAPH Live at 渋谷屋根裏(1986年3月24日)

Set List
Hang You Up
Trivial Mistake
(MC 1)
Midnight Dancers
Try To Love You
(MC 2)
Revenge
(MC 3)
Love Somebody Soon
Cast A Spell
Rape
(MC 4)
Give Me Pain
Headbangin’

(Encore)
Highway In The Night

https://youtu.be/7wxPvdO1MVY




秋と言えばこの曲 – Autumn Song To Me (2018)

『やっと野菜が安くなって来たな〜』と思いながらのスーパーの帰り道、遊歩道に色付いた木々や落ち葉を見つけて思い出した。

秋と言えば、僕の中では「この歌」なのですよ。今年も再シェアです。

週末から一気に極寒の冬になるそうなので、秋っぽい天気も今日あたりで終わりそうですよ。12月の話とは思えませんけどね。

実のところ、歌詞は特に秋と関係は無いんだけどね。曲調がね、今なんですよ。僕の中では。

みなさん、体調管理に気をつけましょうね。ではどうぞ。

 

Clair – Gilbert O’Sullivan Cover by go green (Lyrics on screen)
https://youtu.be/Nv_0stSc5jQ

ボヘミアン・ラプソディ – Bohemian Rhapsody 観に行きました!

行った〜!「ボヘミアン・ラプソディ」”胸アツ”応援上映!??

発声OK!なのに皆さん案外歌っていなかったのは、曲の途中でカットしてストーリーが進むのと、フレディの歌のキーが高すぎたり、ヒラが早口だったりで、ついて行けないためでしょうね。でも良かったです。

先日書いたように、日本の女子ティーンエイジャーのファンのサポートがクイーンを育てたっていう部分の描写は残念ながら無かったですね。でも、かなり早い段階で日本へのツアーの話が一瞬出たり、売れて行く過程でTOKYO, OSAKAの名前がツアー都市名に挙がっていたシーンはあって、気配りは感じられました。

俳優陣もメンバーにそっくりで素晴らしかったけど、一番似ていてビビったのは、ボブ・ゲルドフだった!?

Bohemian Rhapsody!!??

I went to “applause ok, handclap ok, singalong ok” version with lyrics subtitles on song scenes. However, not so many singing heard. I guess it’s because songs are cut in the middle for the story and Freddie’s songs are too difficult to sing due to his high key and complicated melody, but enjoyed so much.

Actors were wonderful and looked like the band members, but the most surprising thing was “Bob Geldof” was too similar!?