Billie Eilish – The World’s A Little Blurry

 

R.J.カトラー監督のビリー・アイリッシュのドキュメンタリーを見た(Apple TV+)。今をときめく彼女の、カッコいいところだけつまむんじゃなく、カッコ悪いところも相当さらけ出してる。

そして見ててすぐに頭に浮かんできたワードは
「ガラスの10代」

危うくて脆くて、噴出する体と心の内なる暴走を自身で止められないもどかしさ。本当は誰でも10代後半に体験しているはず。

それをわがままとして押さえつけず、悩みながらも支え続ける両親の姿に尊敬の念を抱いてしまう。

妹と兄と両親のファミリービジネスとか言われるかもしれないけど、これはこのファミリーがいなければ絶対に起きなかった奇跡だと思った。

古くはジャクソンファミリーもそうだったろうし、アメリカには何かそういう土壌があるのかもしれない。

ファンの95%以上が同世代の女子なのはキーがあくまで歌詞なのであって、みんなライブで一緒に歌いながら泣いているのは自分に置き換えてしまうからだろう。

あの暗さこそリアルだし、歌録りしながらちょっと大声になったことをダサいって即NGにしたがるのもリアルですごいよくわかる。その感覚。

ティーンの感性で去年のグラミー総なめ。では、20年後の彼女はどうなっているだろうか。

#BillieEilish #ビリーアイリッシュ #finneas #RJCutler #appletvplus #世界は少しぼやけている #TheWorldsALittleBlurry

「音楽」を観てきました@新宿武蔵野館

先日ネットの記事で見て、

原作も知らず吸い寄せられるように

オンラインでチケット購入→鑑賞

面白かった!

タイトルが「音楽」なだけに、音楽が良い!

ロックの初期衝動を笑いながら振り返れた気分。

制作期間7年、作画枚数40,000枚超、71分すべて手描きっていう

監督の執念に驚くとともに、ハンドメイドの温もりが伝わる。

ロトスコープという手法を使ったという景色の描写がとても素敵。

主人公のケンジの声が、元ゆらゆら帝国で

去年🇺🇸の巨大サイケフェスDesert Dazeにも出演した

坂本慎太郎さんだというのも実にツボでした。

 

森田みたいなヤツ、中学にいたなぁ~

オススメですよ✌️☺️

 

 

ピーター・フォンダとウッドストック

R.I.P. Peter Fonda

ちょうど50年前、1969年の今週末、Woodstockが開催されていたというタイミングで伝わったピーター・フォンダの訃報。当時、「イージー・ライダー」が公開されて1ヶ月後くらいだったので、あの映画の世界観はきっとフェス会場にも何かしら影響を与えていたはずと想像され、当時の臨場感ある音源を50年後の同じ時間にアメリカのカレッジラジオWXPNで聴きながら、どうにも運命のいたずらを感じてしまいます。

 

僕にとっては、Primal Screamの名曲「Loaded」でサンプリングされていたのが映画「ワイルド・エンジェル」のピーター・フォンダのこのシーンだったと知ったのは、ずいぶん後になってからだった。偶然映画を家で観てたらこのシーンが出てきて、鼻血出るかと思うほどぶったまげたのでした。

 

そして今になって突然思い出したのが、小学校の時の体育のマシコ先生。完全に意識してたよね。イージー・ライダーのピーター・フォンダ。髪型も、もみあげも、サングラスっぽいメガネも。スラっと背の高い体型に似合って、ピーターのような雰囲気だった。今の今まで気がつかなくてすみませんでした。小学生のガキだったので知りようもなかったけど。でも、「先生、ピーター・フォンダみたいだね」なんてことを言う小5も気持ち悪いか….。

 

台風一過のすさまじい暑さもあって、いろんなことが頭をよぎる午後です。

 

From the movie – The Wild Angels (1966)





 

Young Adult ≒ Teenage Fanclub

昨日たまたま見た映画。邦題「ヤング≒アダルト」。

いきなりのTeenage Fanclub!! 懐かしい!

この曲が映画のキーソングにもなっている。

他にもLemonheadsとか流れてきて、90年代初期の空気を思い出すわー。

シャーリーズ・セロンのやさぐれ感たっぷりの演技が良い!

つい引き込まれてしまいました。




Holy Motors

Incredible. First of all, it’s ‘entertainment’. Second, he took digital instead of film and it worked well. Third, the leading actor is more sharpened with aging. Must see.

監督レオス・カラックスの見た夢を映像につなげた感じ。1人の役者がパリを舞台に多重人格の様にストーリーテラーを演じるオムニバス映画を観ているよう。映像美の切れ味は相変わらずバツグン。なのに今回はエンタテインメントになっていてエライ。いろいろあったんだろうな。1988年、当時付き合ってた彼女を連れて渋谷シネマライズで観た「汚れた血」の衝撃を思い出した。「ポンヌフの恋人」「Pola X」なんかより全然好き。オススメです。

Leos Carax – Holy Motors
http://youtu.be/MBSNQjO3q2s
http://youtu.be/j5Cww89TbkE

Bought An Advance Ticket For A Movie

Bought an advance ticket for the movie “Holy Motors” directed by Leos Carax.
So excited to watch his new movie after 13 years!!

レオス・カラックス監督の「ホーリー・モーターズ」前売ゲット。ワクワクして映画の前売り券買うって、一体何年ぶりだろう。
さて、いつ観に行けるかなぁ (今でしょ、って返しは禁止!)