SMAP x SMAP 最終回を観て

昨日、最後のスマスマを観ながら思い出したこと。

ラヴ・カメレオンズ時代に作った1曲を、SMAP育ての親であるマネージャー女史宛に郵送したことがあった。自分のバンドやその曲への思いを書いて。事務所の所在地を調べてダメ元で勝手に送りつけたので、返事も全く期待していなかった。数週間後、事務所からとても丁寧な文面のハガキが送られてきて、驚いたのを覚えている。次期シングルは既に決まっているというお断りの内容だった。

数ヶ月後、SMAPのニューシングルとしてリリースされたのは「友だちへ〜Say What You Will〜」という曲。エリック・クラプトンが作詞作曲だった。

調べてみると、当時「世界に一つだけの花」が大ヒットしたものの、この曲があまりに大きくなり過ぎて、次のシングルが1年10ヶ月も出せなかった空白の時期だった。それだけメンバーもスタッフも悩んでいたのだろう。

今では音楽の教科書にも載っているというこのモンスター級の曲で番組を締めくくったのは、SMAPの存在を改めて世に示したとともに、不変なはずのものもいつかは終わるという2016年の様々な出来事を象徴しているようで、切ない気持ちになりました。

 

中居正広の“男泣き”にファン号泣「SMAP×SMAP」5人で最後の“世界に一つだけの花”
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