昔からどうしたって好きな音っていうのが誰にでもあると思うんですけど、僕の場合、それは「チェロの音」なんです。
記憶にあるところでは、中1の時初めて聴いたビートルズの「Strawberry Fields Forever」の衝撃。
いやもっと前、小学校高学年の頃テレビの日曜洋画劇場で何度か観た「小さな恋のメロディ」で、主人公の小学生ダニエルが音楽のクラスで弾かされていたその音。
いやいや、もっと遡ると、小学校1、2年生の頃、お昼休み後の掃除タイムか、放課後に、よーく校内放送で教室のスピーカーから流れていたサン=サーンスの「白鳥」。チェロとハープだけのシンプルな曲。
たぶんその辺りが原点だと思います。
(知らなくて、もし興味ある人は、自分で調べてね)
でも正統派のオーケストラでバーンと鳴っているのには、あんまり興味が無かったなぁ。
だもんで、裸で、単音のそれがロックに乗っているという時点で、もうどんなバンドでも自動的に30点位スキ度が増すんですよねぇ。
先日渋谷の残響shopにお邪魔して購入したメルボルン発LauraのTwelve Hundred Timesは、それを思い出させてくれて当然スキ度アップの上、昔ドハマりしていた初期RIDEに近い感じで好感触。
普段ザラザラした音が好みなので、このアルバムのギターノイズは粒子が細かいというか、つまり全体的に僕にはかなりハイファイな印象の音作りに感じましたが、その分、メリハリも効いていたので、それもまた新鮮でした。Nao AnzaiさんGJ!!*\(^o^)/*
Laura – This Grey Earth
http://youtu.be/17Vuc12Q_8I