2年前の冬、
とある週末の六本木のバー「Mogambo」で偶然出会ったイタリア出身の女性。話をするに連れて音楽をやってることがわかり、よく聞くとイタリアで活動するローカルバンドで打楽器をやってるインディーミュージシャンだった。
日本の和太鼓が大好きで旅行で来たと言う。お互いのやってる音楽の話とビールとバーに流れるロックがごちゃ混ぜになって朝まで大盛り上がりして別れたが、その後は数回メールのやり取りがあっただけ。
でも何か音楽でつながってる仲間のような気はしてた。たった一度会ったきりなのに。
昨日、
ポストに突然見慣れない郵便物が。封を切ると彼女から送られて来たバンドの新しいCDだった。おまけに一生懸命書いたであろう手書きの日本語メッセージつき!
こんなサプライズは久し振りで、何かとてもウキウキしてしまった。どんなにネットで世界中24時間つながってる時代でも、いや、こんな時代だからこそ、イタリアから国際郵便で、手書きの手紙を添えて送られてきた自作のCDが、とてもとても愛おしく思えた。
中身はとてもFolkyなバグパイプの旋律に打楽器の力強さが乗っかったフォークロアなインストサウンド。9曲飽きずに一気に聴けました。6曲目だけ「泣きそう」っていう日本語のタイトルになってるところがニクい。
ホントに日本の文化を好きでいてくれるんだなぁ。こういう人の気持ちに、日本人として嬉しくなると同時に、そんな思いにどう応えていけば良いのか、改めてふと考えてしまいました。
楽器は伝統的でも、これは完全にロックアルバムだ(キッパリ)!オススメ!
Barbarian Pipe Band
Defecatio Imperatrix Mundi
(CD 2013 – BPB005 )
iTunes Storeでも売ってます。
Websiteはこちら↓
http://www.barbarianpipeband.com/