サンフランシスコ〜オースティン間は時差2時間で、実際の飛行時間は3時間半。羽田〜サンフランシスコの飛行時間が9時間だったのに比べれば楽勝。23:55発、05:33着という時間帯だったので、ここは爆睡で過ごそうと思っていたら、そうは行かないのが旅の気まぐれである。
左右2席ずつしかない小さめの飛行機で隣の席だったのが、14歳の少年、名はルーチョ。
機内に1人マイサッカーボールを持ち込んでるので、アメリカ人にしては珍しいサッカー少年かと思ったら、ドラムもサックスもベースも弾くし、スペイン語も話すし、サムスンのスマホを完璧に使いこなしてまだ3ヶ月の妹の動画を見せてくるし、アラスカからハンティングの研修の帰りだとか言ってるし、妙に旅行慣れしてるし、変な絵をドローイング用シャープペンで描き始めるしで、年頃の子らしく何事にも興味の幅がハンパない。
当然僕の日本の話にも興味津々で、お互いの国のお金を見せ合ったり、質問攻めで話が止まらない。「彼女いる?」「子供はいる?」「何歳か当てようか?」あたりの話もさることながら、日本がオースティンから14時間も先に行ってること、お金の単位がドルより2桁多いことに目を丸くして驚いてるのがなんかカワイイ。
おかげでほとんど寝れなかったけど、楽しいフライトをありがとよ〜、ルーチョ。
そして彼から、オースティン訛り気味のアメリカ英語の聞き取りにくさを学んだのでした (汗)