go green、アメリカへ行く(その2)〜 下準備もろもろ(チケット編) 〜

旅行って、出発するまでにいろいろ段取りしたり、買い物したりっていう「下準備」が一番楽しかったりするんですよねー。今回もまさにそのパターンでした。その一部をご紹介します。
 

【フェスのチケットを買う】

LEVITAIONのウェブサイト(英語のみ)を見てもらえば分かりますが、これが非常によくオーガナイズされているサイトで、イベントの詳細はほぼここでわかります。チケットはここで直接購入しました。

買う時期で割引などあるようですが、僕が買った2015年3月中旬の時点で、3日間の通しチケット(Weekend Pass)が$165.00、これに発券手数料とSales Tax(テキサス州は8.25%)が$22.06加わって、合計$187.06。3日間の通し券ですよ!フジロックと比べて下さいよ。

会場に隣接してWeekend Pass購入者のみが利用できるキャンプサイトがあって、このチケット(Camping Pass)も購入。Camping Passは$75.00、手数料Taxが$11.72、合計$86.72。

両方合わせて$273.78でした。1ドル120円、実際引き落しに使ったクレジットカードが手数料込みで123円台のレートだったので、大体1日11,000円くらいで祭典と寝床を確保した計算です。

その他、フェス1日券が$65、VIP的なエリアを楽しめるDeluxe Upgradeが$100。キャンプサイトでは車で来る人の駐車券が別売りのほか、キャンピングカー専用のチケット、さらには手ぶらでキャンプオッケーのベッド付き高級テント宿泊コース$200〜$300なんていうものもあって、チケットのバラエティの豊富さにびっくり。

要は「お金がある人にはアップグレードコースも用意していますよ」という選択肢を用意してあって、この辺は上手いなーと思いました。僕はもちろん買いませんでしたけど。

チケットは全てオンラインで購入/決済完了。フェスの1週間前の週にメールでバーコード入りのチケットがPDFファイル添付で届く。それをプリントアウトして持参するか、PDFファイルごとスマホに保存して現場入口でその画面を提示すると、パスのリストバンドを発行して腕に巻いてくれるっていう段取り。すべてウェブサイトに書かれていた通りの手順で、実際何の問題もありませんでした。とってもスマート。

 

【ESTAの申請】

アメリカに初めて旅行で入国する際に、前もってやっておかなければならない必要な手続きがESTAの申請です。アメリカ大使館のサイトからオンラインでウェブ申請できます。

日本語のページなので問題は特にありませんが、パスポート情報に始まり、職業、滞在先など、けっこう入力する項目がたくさんあって時間がかかるので、早めに済ませた方が無難だと思いましたね。

料金は一律$14.00。支払いはクレジットカードかデビットカードのみです。これで一度承認をもらうと2年間有効だそうです。

米国大使館ESTA(エスタ)申請公式ウェブサイト
http://japanese.japan.usembassy.gov/j/visa/tvisaj-esta2008.html

 

【フライトチケット】

今回、飛行機はすべてユナイテッド航空での移動でした。ネットで調べてたまたま一番安かったからです。羽田からサンフランシスコで乗継ぎしてオースティンというスケジュールでした。

実際の飛行時間は、羽田〜サンフランシスコ間が約9時間、サンフランシスコ〜オースティン間が約3時間半。

今回初めてのアメリカということで、入国審査に何か手間取って乗継ぎに遅れないようにとのチケットを取った旅行会社の配慮(?)で、サンフランシスコでの乗継ぎ時間が5時間半ありまして、全部足すと…待ち時間も入れて18時間!って(汗)

結局終わってみれば、サンフランシスコへは時間通り到着、一旦荷物を受け取ってからの入国審査も特に問題なく済んだので、もうひとつ手前の乗継ぎ便でも良かったんですけど、まぁ海外の旅は何が起こるかわからないものなので、余裕持って移動できて良かったです(ちなみに僕はそれほど海外へ行っていない割に、過去に飛行機の遅延による経由地での宿泊が2回、ロストバゲッジの経験も1回あります)。

そんなこんなで、フェス前日に到着する予定で、5/7の深夜1時に羽田を飛び立ち、サンフランシスコに現地時間5/6の6:15pm着、サンフランシスコを11:55pmに出てオースティンに翌5/7 5:33am着という、日付を行ったり来たりするフライトで行ってきました。

 


San Francisco International Airport. Killing time for connecting flight to Austin!

 

【ホテルの予約】

今回、フェスの3日間はキャンプするので関係無かったですが、1日前に到着して翌日に備えたかったため、1泊だけオースティンで宿泊先を探しました。

ネットでいろいろ調べてみましたが、ホテルはどこも値段が高い(円安だし)! 一人旅でホテルに大金はたくほどバカバカしいことはないと思っているので、安いところを見ると中心街から外れたモーテルばかり。

最近のホテル探しのウェブサイトには必ず実際に泊まった人の評判が載っていますが、そうしたモーテルの評判が、これまたどこもかしこも悪い悪い(笑)。たぶんアメリカ人はこういうコメントや評価に辛口な傾向があるかなーとも思いますが、それにしても辛口コメントの連続を見てると、さすがに泊まる気も失せてきます。

そこでギリギリまで検討していたのがAirbnbでした。知っている人も多いと思いますが、これはホテルでなく一般の地元の人が、空いている自宅の部屋やベッドを低価格で提供して、これをネットで簡単に予約や支払いができるようにした仕組みです。街の中心近くで部屋(というか居間のソファーベッド。Futonと書いてあった)が¥5,600程度であるのを見つけて予約する直前まで行ったのですが、ちょうど今日予約するぞっていう日にその部屋がサイトから消えてしまい、あきらめました。後日また掲載されていたので、きっと何かの都合だったのでしょう。

安いけどプライバシーはさほど無い。代わりに、ホストが親切だったら地元の情報も教えてもらって初めての街を楽しみやすい、といったメリットはあると思います。次回どこかに行く時は、また選択肢のひとつに考えたいです。

それで最終的に使ったのは、ネットで見つけたHotwireというサイト。ここの特徴は、地図上で指定されたある範囲のエリアのホテルにかなりのディスカウント価格で泊まれる、ただし実際そのエリアのどのホテルになるのかは予約を確定して初めて分かるというシステム。

歩いて帰れるエリアが良かったのでダウンタウンで指定してみたら、1泊$61のオファーを見つけたので速攻で予約。税/サービス料込みで$77.05。定価の半額以下でした。

まぁホテルの定価っていうものも実際あるのか無いのかよくわかりませんが、何となくお得感はありますね。お客は安く泊まれるし、ホテル側もホテル単独でなくエリア内の複数のホテルで空き部屋を融通し合えるっていうような仕組みではないでしょうか。キャンセルできないなど制限はあるけど、ホテルの設備は予約前に大体分かるし、なかなかいいシステムだなと思いました。今回、価格でExpedia、Hotels.com、Booking.comあたりを完全に圧倒してたし、全然オッケー。

Hotwire
http://www.hotwire.com

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