【サバイバルグッズ】
フェス会場とキャンプサイトは牧場の牧草地ということで、キャンプするとは言ってもさほど過酷な環境ではない。とは言え、キャンプで寝泊まりする以上、ある程度の備えは大事ですよね。
僕はキャンプ自体は本当に久しぶりですが、小学生の頃は夏休みに家族で車にテントを積んで東京から九州までキャンプしながら旅行した経験もあって、そういう子供時代の体験っていうものは、何十年経っても忘れないものなんですよね。だから必要なものだけ揃えば、あとはどうにでもなるっていう、妙な自信みたいなものはあるんです。
むしろ遠い昔に忘れ去っていた野生の勘みたいなものを取り戻せるような、ワクワク感に満ちた気持ちになります。
しかも、行き先が行ったことのない外国なだけに、これはなおさらですね。
以下、今回の旅に合わせて用意したり購入したりしたものを紹介します。もし気になるものがあったらAmazonのリンクも貼ったので、そちらで詳細などチェックして下さい。
【住まい関係】
今回、テントとフライシート、グランドシートのセットは実家から拝借、さらに何とその子供時代のキャンプで使ったゴム製エアマットも復活。
グリーン×オレンジのカラーリングとゴムの質感が何とも懐かしく、しかも後に実際使った場で再び大変役に立つことになるのです。
ゴム製エアマット(藤倉ゴム製)。息で空気を入れて膨らますと、このサイズが…、
こうなります。フカフカ。多少デコボコした土地でも問題なし。マウスでサイズ感伝わるかな(笑)
相当古いものなので、現在は入手不可と思われます。
なにしろ飛行機での移動なので、荷物は極力減らしたい。シュラフ(寝袋)も持って行くか迷いましたが、今はネットで現地の天気予報も簡単にチェックできる時代。5月のオースティンは1日の平均気温が下で19℃、上で30℃程度だったので持って行くのはやめました。
代わりにシュラフの内側に入れる薄い生地でできた「インナーシュラフ」なるもの(ロゴス(LOGOS) 寝袋 シルキーインナーシュラフ(ブルー) 72600320)を発見。こんなもの昔は無かったなぁとつぶやきながら、暑いテントの寝床で1枚あれば役に立つかもと購入。
それと、敷いても掛けてもいいようなインド綿のマルチカバーを1枚、さらに、シュラフを外して空いたスペースに収まるミニサイズの折りたたみチェア(キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) パレット コンパクトチェアミニ ライトグリーン M-3917)を購入。
こういう薄い、小さい、しかも機能的なものを買うことで、なかなかぜいたくなキャンプになりそうで、ひとり気分が上がる僕なのであった(笑)
【小物関係】
キャンプと言えば昔は飯ごう炊飯、今はBBQでしょうが、今回の場所は火の扱いは一切厳禁、食べ物は基本的に売店でっていうルールだったので、調理器具系は持ち込みませんでした。
その代わり、小物関係でまず何より大事だったのは…、
「牧草地での3日間、どうやってスマホの電源を確保するか」
でした。
Wifiが無いのは当たり前にしても、写真撮ったり、その後の旅行に必要な情報もスマホに入っているので、これは一番のポイントです。
前に乾電池式のチャージャーを持って旅行に行ったものの充電のパワー不足にちょっと困ったので、今回はネットで探したところ、リチウムイオン電池式のモバイルバッテリーを発見。いろいろ見比べて、
Amazonで人気だったこのバッテリーを買いました( cheero Power Plus 3 13400mAh 大容量 モバイルバッテリー)。
フル充電8時間位で、僕の古いiPhone4sが3〜4回フルチャージできました。本体もコンパクトでちょうどいいサイズ。いくら強力でも、デカい重いでは旅行用の意味ありませんからね。その点、とても納得のサイズと品質でお値段もそこそこ。最近めっきりバッテリーの減りが早くなった僕のiPhoneにとって、強力な助っ人となってくれました。
タオルも意外とかさばるんだよな〜、と思い、ついその薄さ/コンパクトさに惹かれて買ってしまったのがこちら( (モンベル)mont-bell マイクロタオル フェイス 1124395 SURF サーフ F )。
マイクロファイバー製で、いわゆる「メガネ拭きのちょっと厚いの」な質感は否めませんが、車のボンネットを拭く用みたいなゴワゴワ感はなく、肌触りはソフト。折りたたんでケースに入れた姿が手のひらサイズで実にかわいい。
吸水力抜群とのことだが、今回はそれほど出番がなく、真の実力は次回以降に期待です。
そして、一応念のためにワイヤーロック( ハンディーワイヤーロック 暗証式 【盗難!置き引き防止に】(色はお任せ) 日本語解説付き )と、テント入口用兼飛行機預け荷物用のTSAロック。
みんなある程度の金額を払ってキャンプサイトに入っているわけだし、何より音楽を楽しむ場なので、盗人の警戒なんかするのはヤボすぎると思いつつ、一人旅だし、つまらんものでも盗まれたら気分悪いので、その辺の気分の保険として購入。
まぁ実際のところ、わざわざ昼間に誰もいないテントに侵入して物を盗むアホがいるわけもなく、ここは杞憂に終わって良かった。周りでテントに鍵かけてる人もいなかったです。
その他、ダイソーとキャンドゥで集めた100均グッズの数々。今回天気予報で毎日雷雨の予想が出ていたので、雨対策にいろいろ役立つものがありました。
・携帯用ポンチョ
・長さ5cm程のミニLED懐中電灯
・スマホ用防水ケース(透明な袋に入れる→雨に濡れても上から操作できる)
・旅行用枕(空気で膨らますタイプ。飛行機でなくテントで使用)
・衣類圧縮袋(大、小。丸めて空気を逃がすタイプ)
・折りたたみ水筒(空だとクルクル丸められるやつ)
・携帯用除菌ウェットティッシュ
どれも使いましたが、特に一番役に立ったのはミニLED懐中電灯でしたね。雨上がりのフィールドはあちこち泥のぬかるみだらけ。これが夜になると照明の当たらない足下だと全く見えない。
キャンプサイトでもメイン道路は照明があるけど、そこから自分のテントまでの足下が真っ暗。
キーホルダーにつけておいて、パンツのポケットからいつでも手に取れるようにしておいたのが大変役に立ちました。よく登山の人が使う、頭につけるタイプのライトをつけてる人もいましたが、それよりこっちの方が簡単で安くて便利です。
スマホ用防水ケースはフェス会場で小雨の中いじっていたら、横に立っていたお兄さんに「それ、どこで買ったん?」と聞かれました。
オレ日本から来たので…、と言ったところで「あー」と納得されました。100均の説明まではしませんでしたが。まさか100円グッズとは思わなかったでしょう、きっと。
そんなこんなで、今回の荷物を全部合わせてパッキングしたのがこちら。
なかなかのコンパクトさでしょ。
左の迷彩キャリーバッグにほとんどのグッズが入っています。
そして、右の黒いのはギターです。
そう、ギター持参で行ってきました!(アホ)
このギターは前から持っているもので、何とネックが縦に折れるタイプのフルサイズのアコギ。
Voyage-air Guitarというアメリカのブランドのものです。
ギリで機内持ち込みサイズをクリアするので、背中に担いで飛行機に乗り込み、
座席上の収納棚に入れることのできるスゴいヤツです。