初めてMRIを撮った話

 

今月初め、左手の握力が一気に落ちて、ベースを弾くこともままならなくなる(でも痛みも痺れも一切無い)という事態が突如起こり、人生初のMRIってものを撮りました。それもこの2週間に3連発。体の異変の原因を探るため。

 

初めての時は、あんなにデカい音がする機械なのかとたまげました。それを緩和するためか、あの巨大な筒状の機械に寝そべって入る前に密閉型のヘッドフォンを装着するんだけど、それをしてもガンガンと大きいノイズが何度も聞こえる。ガンガンのパターンがタイミング毎に違って、たまに変拍子に聞こえたり。おい、そのリズム中途半端だぞと1人ツッコミしたりする密閉空間。

 

ヘッドフォンでは静かなBGMが流れている。それがなぜか毎回ソフトなレゲエのオムニバスだった。誰かの趣味なのだろうか。有線のレゲエチャンネル的なやつなのか🤣

 

結果、深刻な病気の可能性が順番に排除され、この2週間でだんだん握力も戻ってきたので、まずは一安心しています。今まで一度も経験したことのない事態でかなりビビり、特にベーシストにとって(少なくとも自分には)必須の小指に全く力が入らなかった時は、初めて「…引…退…」の二文字が一瞬頭をよぎる程でしたが、今はだいぶ回復してきました。

 

それは体を休ませたことと、これを買って指トレしたからかも。10代の終わりにベースを弾き始めた頃かな、指の力が(特に小指)足りないことに気づいて、こういうので毎日鍛えてたんですけど、力が付いてくるといつの間にかやめて。

 

それがまたこの年齢になってこんなことやるって、人生は巡るってことですね。

 

初心に帰れってことかな。そして、音楽をやったり、それを誰かに見てもらったり、聴いてもらったりしてもらえる時間は、永遠ではない、いつか確実に終わる、っていうことかな。

 


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#ベース弾きは小指が命
#一時はギターのFも押さえられなくなった
#今は100のうち90くらいまで復活
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