go green、アメリカへ行く(その1)〜 行き先はAustin 〜

先日、初めてアメリカに行ってきまして、無事帰ってまいりました!

かなりレアな体験や旅ならではのドタバタも経験してきたので、その模様をご紹介したいと思います。

行き先はテキサス州オースティン

日本からの初アメリカで、なかなか行くところじゃありませんよね(笑)

なぜかと言うと…、

ここで毎年開催されて今年で8回目となるサイケデリックロックのフェス、

LEVITATION」に行くのが旅の目的なのです。

今年は5月8日(金)〜10日(日)の3日間。去年までの”Austin Psych Fest” から、今回 “LEVITATION” に名称が変更されたものの、イマイチ浸透していない感じでした。

確かイベントのFAQに名称変更の理由として「あちこちで似た名前のフェスが開かれるようになったから」みたいなことが書いてあったけど、Austin Psych Festの方がパッと聞いて分かりやすいと思うんですが…。

もっともLEVITATIONっていうのは「空中浮遊」っていう意味で、サイケ感をうまく表しているからそのうち定着するかもしれません。


LEVITATION2015のポスター。サイケ感抜群!

 

このフェスを見つけたのは去年の秋、たまたまネットで見ておもしろそうと思ったのがきっかけ。
その後、バンドのラインナップが発表されて、その豪華さに「もう行くしかない!」と…。


【なぜ今サイケ、そしてLEVITATIONなのか?】

日本では相変わらずさっぱりですが、イギリス、アメリカ、オーストラリアなどを中心にここ数年、サイケリバイバル的な動きが活発化しています。もともと1960年代の中盤から70年代初頭にかけてヒッピーカルチャーも巻き込んで全世界で盛り上がったムーブメントですが、この時代の音楽にインスパイアされつつ、新しいサウンドを作る若いバンドも近年たくさん出てきていて、再びちょっとしたムーブメントにまで広がってきていると僕は感じています。

そして、もともとサイケデリックロックの影響を強く受けていて、ゆえにそれがついつい色濃くサウンドにしみ出してしまっている(笑)go greenとしては、最近のその動きがホンモノなのか現地で触れて確認したい、そしてこのフェスこそ今、それを確かめるのに世界で一番ふさわしい場所だと思ったのです。

LEVITATION (Austin Psych Fest)
http://www.austinpsychfest.com/

Destination Is Austin!!!

 

Time has come.

I’ll go to the United States of America for the first time in my life.

But it’s not NY, nor LA.

My destination is…

Austin!!

Traveling alone with a tent for 3 days camping at this fest to float on the vibe of Modern Psychedelic Rock, especially Primal Scream, Flaming Lips and Tame Impala.

Anyone wanna join me? 🙂

Or please let me know if you have any recommendations for nice sightseeing spots or music venues. I’ll arrive 1 day before it so have time to check them out. Thanks!

 

もー、世の中いろいろ世知辛いしさ、現実逃避の旅に出るよ!

このやろー、生まれて初めてのアメリカだ!!

初めてだからって、ニューヨークやロサンゼルスなんかに行くかよ。

初めてのアメリカの行き先は、、、

オースティン!

((((;゚Д゚)))))))

フジロックなんか行きたいと思ったこともないのに、いきなり野外フェス!((((;゚Д゚)))))))

 

一人でテント担いでキャンプしながら3日間、サイケな音の祭典に酔いしれてきます。

本気で見たいのはTame ImpalaとPrimal Scream。

他にFlaming Lips, Jesus and Mary Chain, Spiritualized, 13th Floor Elevatorsなんて名前から、

聞いたことのない若いバンドの数々まで。

 

そう、みなさん、次に来る時代のキーワードは「サイケ」だよ。

少なくとも日本の外ではね。

でもほら、日本でも最近、竹下通りの女子中高生に「花かんむり」がキテるって言うじゃないか。

そういうことさ。

誰か付き合う?

さて、まずはESTAの登録をしなくちゃね。

 

LEVITATION (Austin Psych Fest)
May 8-10
http://www.austinpsychfest.com/

Thanks for coming over last night! 〜ライブハウスが面白くなってきた〜

 

Thanks for coming over last night!
Jan 6th, go green @Shibuya Loop Annex
http://gogreen.syncl.jp/?p=live&id=61463

来てくれた皆さん、どうもありがとう!

長年go greenでライブをやってきましたが、今回がおそらく

史上「最高!」「最強!」「最濃!」

のラインナップ、ホントに楽しい夜でした。ウチは1番目にやり終えたので、その後ゆっくり鑑賞できたってのもありましたけどね。

ジャンルこそみんなバラバラでも、超個性派のバンド/アーティスト/パフォーマーばかりのステージ。そこで伝わっていた共通の意気込みは、やっぱり

「オーディエンスを楽しませる」

っていう、一番シンプルで大事なこと。そこのところの強者ばかりで、勉強にもなりました。

 

昔はライブハウスのブッキングイベントって言うと、似たジャンルのバンド集めただけ、バンド間の交流ゼロ、バンドのステージはマスターベーション、客もお目当てのバンドだけ見て他は無視っていう空気が普通にありました。そんなもん、おもしろくも何ともないよね。

今、音楽が売れない時代になって、ライブのあり方、ライブハウスのあり方も問われていると思います。

昨日の夜は年明けの平日ということもあり、キャパから見て満杯とは決して言えないお客さんの数でした。

でも、大部分のお客さんがお目当て以外の知らないステージも見て、気に入ったら盛り上がり、結局最後まで残っていたのを目撃して、

これだよこれこれ

と思いました。

ライブハウスの進化した形を見た気がしましたね。ひょっとして、

東京でも本当のローカルインディーミュージック文化が始まるんじゃないか

ってね。

リハや公演後の共演者同士の交流もハッピーオーラが充満していて、10年前盛り上がっていた東京のクラブシーンにいるみたいな雰囲気を感じたのは僕だけでしょうか。ライブハウスの逆襲が始まるのか?

ひとまず皆さん、お疲れさまでした☆